以下の項目は、初期状態で有効に設定されていますが、「お勧めの設定」で「マイナス5項目」を選択すると無効になります。
コントロールキー+上下矢印キーで、前後の項目の説明にスキップできます。
フォルダウィンドウは、フォルダの中にあるファイルの一覧を表示して、内容を確認したり、コピーや移動の操作をするためのシンプルなウィンドウです。
ファイルを開いてもこのウィンドウは閉じないので、複数のファイルの内容を順番に確認したい時などに便利です。
またこの項目では、ファイルやフォルダを点字で付けたコメントで呼び出せる「ピックアップコメント機能」も有効になります。
(1)ウィンキー+Eを押します。
すると「フォルダ1」ウィンドウが開いて、記憶メディアの一覧が表示されます。
(2)「内蔵SDカード」の行でエンターキーを押します。
すると、内蔵SDカードの中のファイルやフォルダが表示されます。
(3)下矢印キーで「マイ ドキュメント」の行まで移動し、エンターキーを押します。
すると、内蔵SDカードのマイドキュメントフォルダの中のファイルやフォルダが表示されます。
(4)下矢印キーで点字文書のファイルの行に移動し、エンターキーを押します。
すると、点字編集ウィンドウが開いて、文書の内容が表示されます。
(5)コマンドキー+Zを押します。
すると、点字編集ウィンドウが閉じて、「フォルダ1」のウィンドウにフォーカスが戻ります。
(6)先程開いたファイル名が表示されたままになっているので、上下矢印キーで前後のファイルに移動して、次々に内容を確認していくことができます。
(1)ウィンキー+Pを押して、デイジー再生プログラムのデータ一覧ウィンドウを開きます。
(2)下矢印キーデお好みのタイトルまで移動し、コントロールキー+Iを押します。
すると、「ピックアップコメントの編集」ウィンドウが開きます。
(3)ここに点字で、例えば「ドクショ」と入力してエンターキーを押します。
(4)デイジー再生プログラムのデータ一覧に戻るので、コマンドキー+Zでウィンドウを閉じます。
この操作で、お好みのデイジーデータに「ドクショ」というピックアップコメントが付きました。
次にこのピックアップコメントでデータを開いてみます。
(5)ウィンキー+Oを押します。
すると「ピックアップコメントでファイルを開く」のウィンドウが開きます。
(6)点字で「ドクショ」と入力し、エンターキーを押します。
すると、先程のデイジーデータが開きます。
(7)登録したピックアップコメントの一覧を見るには、ウィンキー+Lを押してください。
参照先:
クイックメモの文書一覧にフォルダを作ったり、フォルダ間でファイルをコピー、移動して、文書を分類・管理できる機能です。
(操作例)
(1)クイックメモの文書一覧を開きます。
ここにクイックフォルダを作って文書を保存してみます。
(2)コントロールキー+Qを押します。
すると「新規クイックフォルダの作成」ウィンドウが開きます。
(3)ここに点字で、例えば「カイモノ メモ」と入力しエンターキーを押します。
すると文書一覧の中に「カイモノ メモ」という名前のクイックフォルダが作られます。
(4)「カイモノ メモ (フォルダ)」と表示されている行でエンターキーを押します。
すると、このクイックフォルダの中に入り、「文書一覧 カイモノ メモ」と表示されます。
(5)オルトキー+Nを押して、今日の日付を入力し、新しい点字文書を開きます。
(6)ここに、買いものに行ったら忘れずに買ってきたいものをメモして、コマンドキー+Zを押します。
すると、「文書一覧 カイモノ メモ」に戻り、新しい文書の文書名が表示されます。
(7)このクイックフォルダから外に出るには、エスケープキーを押します。
参照先: 〈クイックフォルダ機能について〉
文書の中で、日付が書かれた行をカレンダー順に一覧表示して、目的の行にジャンプできる機能です。
(操作例)
(1)点字編集ウィンドウを開きます。
(2)次の5行を入力します。
1/1 オショーガツ
5/5 コドモノ ヒ
12/25 クリスマス
7/7 タナバタ
3/3 ヒナマツリ
(3)オルトキーを押して、点字編集メニューを開きます。
(4)「ツール」サブメニューの中の「タイムラインの表示」コマンドを実行します。
すると、先程入力した5行がカレンダー順に表示されます。
(5)「5/5」の行に移動してエンターキーを押します。
すると編集ウィンドウに戻り、選択した「コドモノ ヒ」の行にカーソルが移動します。
参照先: 〈タイムライン表示機能について〉
テキスト編集ウィンドウで、郵便番号や住所を検索できる機能です。
(操作例)
(1)テキスト編集ウィンドウを開きます。
(2)オルトキーを押して、テキスト編集メニューを開きます。
(3)「ツール」サブメニューの中の「住所の検索」コマンドを実行します。
すると「住所の検索」ウィンドウが開きます。
(4)ここに例えばケージーエス本社の郵便番号「3550321」を入力してエンターキーを押します。
しばらくすると「埼玉県比企郡小川町小川」という検索結果が表示されます。
(5)エンターキーを押すと、この住所がテキスト編集ウィンドウのカーソル位置に挿入されます。
参照先: 〈郵便番号と住所の検索機能について〉
各種データ再生プログラムで、現在の場所に点字のコメントを書いておける機能です。
また、コメント一覧からコメントを選択すると、そのコメントを書いた位置に戻ってデータを再生できます。
(操作例)
(1)ウィンキー+Pを押して、デイジー再生プログラムのデータ一覧ウィンドウを開きます。
(2)下矢印キーデお好みのタイトルまで移動し、エンターキーを押します。
するとデータが読み込まれて、デイジーデータのタイトル名のウィンドウが開きます。
(3)エンターキーを押して、再生を開始します。
(4)しばらくしたら、コントロールキー+エンターキーを押します。
この操作は、再生したままでも構いません。
すると「コメントの編集」のウィンドウが開きます。
(5)ここに点字で、例えば「コンニチワ」と書いて、エンターキーを押します。
これで、コントロールキー+エンターキーを押した所に「コンニチワ」というコメントが付きました。
(6)そのまま更に10秒ぐらい再生します。
(7)コントロールキー+Eを押すと、「コメント一覧」が開きます。
(8)このウィンドウで「コンニチワ」という行を選択してエンターキーを押します。
すると、再生位置がこのコメントを付けた場所に戻ります。